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お口とトラブルケア(part4)


こんにちは!



前回に引き続き「高齢者のお口のトラブルとケア」についてお話しします。





~高齢者の歯とお口のケア~


1 歯の健康と病気のリスク

お口の中の状況が、全身の病気とさまざまな関連があることが分かってきました。

歯とお口のケアで病気のリスクを下げることが期待できます。



口の問題にとどまらない全身への影響



2 特に関連が高い2疾患


~認知症~

残存歯数の低下が、筋力や肺機能、栄養の低下につながる事が報告されており、認知機能についても残存歯数が少ないほど、記憶機能の要である脳の海馬付近の側頭葉、前頭葉の容積の減少が認められました。

また、歯周病によっても動脈硬化性変化を引き起こし、脳血管性認知症の原因になる可能性があるとされています。

このように、口環境と認知症との関連メカニズムも解明されてきました。





~誤嚥性肺炎~

誤嚥性肺炎は、食道から胃に送られるはずの飲食物や、口腔内細菌を含んだ唾液が、誤って気道内に入ってしまう事で起こる肺炎です。高齢になると、のどの筋力が衰え、物を飲み込む機能(嚥下機能)が低下しリスクが高くなります。しかし、お口の中を清潔にすることで、誤嚥による肺炎の発症リスクを大きく下げることができます。


                      
























いかがでしたでしょうか?

ご自身やご家族の中でもおかしいな~と感じたら早めの歯医者さんを受診してみましょう。

次回は「part5」をお話しします。

お楽しみに(#^^#)


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