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お口のトラブルとケア(part5)

更新日:2024年4月8日

こんにちは!



前回に引き続き「高齢者のお口のトラブルとケア」についてお話しします。




今回は、健康長寿のためにはお話しをしていきます。



「口腔健康管理」がキーワード


高齢になると、歯とお口の機能が若いときは変化してくることを説明してきました。

変化に対応するためには、より一層の口腔健康管理が重要になります。





セルフケアにプロのケアをプラス


自分で毎日行うセルフケアと歯科医師や歯科衛生士による定期的なプロフェッショナルを併せて行い事が、健康寿命を延ばすことにもつながります。歯とお口の機能は、年を重ねるうちに変化していくものと認識して変化に応じた生涯にわたる歯とお口の健康管理を積極的に行いましょう。




セルフケアで歯垢のお掃除


セルフケアは、フッ素入りの歯みがき剤を使用したブラッシングと、デンタルフロスや歯間ブラシを使った歯間ケアが基本です。

ブラッシングは毎日朝晩2回、食後に行うのが理想です。

また、歯ぐきがやせてきて根元のすき間が広がってきた場合、歯間が汚れやすくなります。

細菌の住みかである歯垢のつきやすい場所を中心に、歯の根元の磨き残しに注意し、状況に応じた根元のみがき残しに注意し、状況に応じた歯間ケアも積極的に行いましょう。



【歯垢のつきやすい場所】


歯垢は歯みがきでは落とせるが、歯石のバイオフィルムはセルフケアでは除去できません。

むし歯と歯肉の炎症予防の効果をより高めるには、歯医者さんでのプロのケアも必要です。




入歯もお手入れしましょう!


入歯にも汚れがつきます。汚れが残ると歯石がつき、雑菌が増えて入歯も材料内部に蓄積します。清掃不十分な入歯は、口臭や残っている歯の虫歯の原因になります。

毎食後、必ず入歯を流水で洗い流し、うがいをしましょう。

1日1回は入歯専用ブラシを使って汚れをしっかり落とすことも必要です。

部分入歯でも総入れ歯でも、お口のケアは不可欠です。

特に部分入歯を使用している場合は、入歯を支えている歯の周囲に汚れがつきやすいため

丁寧に歯を磨くことも心がけましょう。


※通常の入歯洗浄剤に浸けておくだけで不十分なので、入歯専用ブラシを使って流水で汚れを落とすことが大切です。




かかりつけの歯医者さんでプロのケアを受けましょう!


日常のセルフケアだけでは、歯のトラブルを完全に防ぐことはできません。困ったときにいつでも気軽に相談できるかかりつけの歯医者さんを決めておきましょう。

かかりつけの歯医者さんは、それまでの治療履歴を把握し、年齢と経過に応じた対応とアドバイスをして、継続的に管理してくれます。








セルフケアの方法

全身の病気や機能低下に関して

定期健診

専門的なお口の清掃

お口の治療・相談

上記のように、チェック!&ケア!!をすることが

大切です。

 
 
 

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TEL : 022-265-5000

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