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~たばことお口への影響~

こんにちは!


🦷大手町歯科医院🦷です。

11月に入りすっかり秋めいてきましたね。

秋は美味しい食べ物がいっぱいです。

皆さんは、どんな食材が好きですか?




今回は、たばこがお口への影響についてお話します。


                 

          「たばこと虫歯」


たばこを吸うとたばこの煙に含まれるタールが歯に付着し、

歯垢(プラーク)が浸透しやすくなります。

さらに、ニコチンの作用で血管が収縮するため、唾液の分泌が悪くなり、お口の中の自浄作用が弱まり虫歯菌が活発になり虫歯になりやすくなるのです。





「たばこと歯周病」


たばこを吸うと歯に汚れが付きやすくなり、唾液の自浄作用も弱まるため歯周菌が活発に活動しやすくなります。

また、ニコチンの作用で血管が収縮し、出血しにくくなるので歯周病に気づきにくく重症化しやすくなります。

気づいたときには手遅れということが多くなります。




「たばこと歯ぐきの着色」


たばこに含まれるニコチンやタール等の有害物質から歯肉を守るため、メラニンが作られ歯ぐきが黒くなると言われています。

また、タールが歯肉に付着して血行が悪くなることも

歯肉の色に影響を及ぼします。



「たばこと口臭」


ノンスモーカーにとっては、喫煙者の口臭は耐えられないほど臭いものです。

たばこ臭の成分のうち、アンモニア、スカトールは糞尿の悪臭成分です。







              「たばことガン」


たばこはお口の中のガンの原因にもなります。

舌ガン、歯肉ガン、頬粘膜ガン等、多くがたばこを

吸っている人にみられます。

内臓疾患ではないので見落とされやすく、ただの

デキモノや口内炎だと思い放置されると身体中に

転移してしまい死に至る確率も高いとされています。




「恐ろしい受動喫煙」


たばこの影響を受けているのは、たばこを吸っている本人だけではありません。


では、本人以外で影響を受けているのは??


WHOによると、毎年約600万人(6秒に1人)が、たばこの影響で命を奪われており

そのうち60万人(1分に1人)は受動喫煙による影響だとされています。

人が吸ったたばこの煙を吸い込み、その影響や被害を受けていることを「受動喫煙」と言います。

家族に喫煙者がいる子供は、歯ぐきが黒くなっていることがあります。

また、喫煙者がいない子供に比べてみると3歳までに虫歯になるリスクが最大約2倍にもなると研究結果もあるほどです。



お口の中にも大きな影響を与えるタバコ・・・・・



手遅れになる前に・・・・


是非、禁煙をおススメします。


【喫煙される方々へ】

お口の中で気になるな~と感じたら通院されることで

お口のお掃除や、歯ぐきの状態を知るきっかけになると思いますので

是非、歯科医院を受診してみてください。

 
 
 

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TEL : 022-265-5000

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