めざせ! むし歯ゼロ!!
- 大手町歯科医院
- 2023年12月1日
- 読了時間: 3分

こんにちは!!
毎日、気温が下がり寒い日が続いておりますが
いかがお過ごしでしょうか?
今回は「むし歯ゼロ!!」を目指すために気を付けたいポイント等のお話しです。

「むし歯」というと・・・・
お子さま時代に苦労した記憶をお持ちの方が
よくいらっしゃいますが・・・
今回は、乳歯のむし歯を食事の観点から
どう予防するかについてお話いたします。
むし歯の原因をご存じですか??
原因は・・・歯の汚れによる酸で歯が溶かされること。
歯を守るために「おやつの選び方のポイント」も大切になります。
栄養補給の側面もありすが、やはりむし歯も心配です。
むし歯は、糖分をエサに酸とネバネバ歯垢のもとを作り出します。
この酸が歯を溶かす原因なのです。
【乳歯のむし歯を作らないポイント】

① 食間の時間を決める
② 時間をかけてダラダラ食べない
③ キシリトールを上手に活用する
①②は、先に酸がむし歯菌の原因とお話ししましたが、細かくお話しすると・・・
お口に中が酸性の状態が続いていることで歯が溶けていきます。
通常、お口の中は中性です。
食事をするとお口の中が酸性に傾きますが
だ液の性質で時間とともに中性に戻ってきます。
しかし、食事の直後にデザートを食べて、そのままジュースやおやつを食べ・・・
またまたジュースと食事を続けると・・・・

中性に戻る間もなく常に菌が溶けだしていく一方になってしまいます。
食間の間をあけても、好きな食べ物や飲み物を、ずーーーっと口に入れたまま味わっているな~~んていう場合も同じです。
ダラダラ食べをせず、食事やおやつの後は、
しっかり歯みがきをしてメリハリをつけると
良いでしょう。
③は、最近ガムでよく聞くキシリトール(糖分が入っていると効果が薄れてしまいますので
歯科用をおすすめします。)※詳しくは次回のブログでお話しします。
どうして虫歯に良いかご存じですか?
ご存じの方も多いと思いますが、キシリトールには虫歯菌がエネルギーにできない栄養素でキシリトールを食べ続けた虫歯菌は酸を作る能力が低下したり、虫歯菌の数を減らすことも出来ると言われています。
おくちの中の環境を変えてしまおうというのがキシリトールです。
タブレットやグミ、チョコなどにもキシリトール100%のものがありますので、
アメやソフトキャンディ等を食べたいタイミングで上げるといいでしょう。
ポイントはキシリトール100%であること!!
虫歯菌が栄養としてとりこめる他の糖分が入っていると効果が薄れてしまいますので
ご注意下さい。
むし歯は、歯が生えてから3年が特になりやすいと言われています。
それを超えてしまえば歯の質が固まるため、不養生さえしなければ、虫歯の心配はかなり
軽減されます。
お子さまのむし歯は大人の歯並びにも影響することもあります。
生えかわるからいいじゃん!!!
では済まないのが子供のむし歯です。
周囲の大人がみんなで気をつけてあげることが大切です。

~おやつ選びのポイント~
① 砂糖の含有量が少ない
② 食べ終わるのが早い(口の中に長くとどまっていない)
③ 歯に付着しにくい
『意外とおススメ』
アイスクリーム・プリン・セリー
※アイスはチョコチップ等入っていないシンプルなものが良い
~虫歯を防ぐおやつの食べ方のポイント~
① だらだらと食べない
『いただきます』『ごちそうさま』を大切に!!
② ご家族一緒に食べよう。終わったらお片付け!!
③ 食後に飲むのは、お水やお茶などの糖分を含まない飲料に!!
④ 食後はぶくぶくうがいで、お口の中をキレイに!

お口に中が酸性になっている時間が少ない方が、お口の環境としては良いようですね。
上手にキシリトールやフッ素を利用することも効果的ですね。
もっと『詳しく知りたい!』『ご自分のお口の環境に適したオーラルケアを知りたい』
そんな方は、お子さまだけではなく、大人も!!
どうぞ歯医者さんへ出かけてみましょう。
むし歯ゼロを目指して行きましょう!!
Comments