赤ちゃんのお話しpartⅡ
- 大手町歯科医院
- 2023年12月11日
- 読了時間: 3分
こんにちは!

12月に入り仙台では定禅寺通りでは
光のページョントのイルミネーションが
ライトアップされ華やかな街並みが素敵です。
さて、今回は前回お話しした赤ちゃんのお話しの続きです。
「赤ちゃんのお話しpartⅡ」です。
9~11ヶ月ごろ、12~24ヶ月ごろと、2~3歳頃の歯と体の発達の特徴や
食べさせ方のポイントについてお話しします。

~かみかみ期~(9~11ヶ月頃)
9~11ヶ月ごろは、歯ぐきでつぶせることや前歯でかじりとることができるようになり
唇を閉じて口を動かして食べれる
【歯ぐき食べ期(かみかみ期)】といいます。
この時期は前歯が上と下で4本ずつ生え、上あごが広がり、舌や唇の動きも
発達していきます。
舌が左右に動くようになったりと細かな動きも出来るようになります。
また、指先で物をつまめるようになるため「手づかみ食べ」「遊び食べ」が盛んになります。これらを十分に体験させ、自分で食べる意欲をつけていくと良いでしょう。
~食べさせ方のポイント~
スプーンの使い方と口の動きがポイントになります。
下唇の上にスプーンをのせて、上唇が閉じるのを待ちます。
この時スプーンはある程度深さのあるものが食べやすいです。下あごが左右に動いたり、
上下の唇がねじれるように動いたりすると、きちんと食べているサインになります。
食事の時は、足裏が床やイスの補助板にぴったりとつく姿勢をとり垂直に座れましょう。
またイスは、テーブルに手が届くくらい体がやや前傾する姿勢をとれるような位置に置きましょう。

~ぱくぱく期~(12~24ヶ月)
この時期は、上と下の前歯が4本とも生え奥歯(第一乳臼歯)が生え始めます。今まで歯ぐきではつぶせなかったものも
食べられるようになります。
前歯で噛みとれる大きさにし食べさせる時期、また手づかみ食べも積極的にさせる時期ではあるため【手づかみ食べ期(ぱくぱく期)】といいます。
体の発達としては・・・
・1歳すぎる頃には歩き始めるようになる
・乳歯も少しずつ生えそろってくる
・スプーンを少しずつ持てるようになる
といった特徴があげられます。
~食べさせ方のポイント~
この時期は手づかみ食べを十分させることが大切です。
手づかみした食べ物を、前歯でかじらせ歯を使う感覚を学びます。
また、手づかみ食べをさせることがスプーンやお箸を使った食事動作の基本を学ぶことに
繋がります。自分の手で食べる練習時期なのでイスには足の裏が床や補助板にぴったりと
つく姿勢で垂直に座らせましょう。
~かちかち期~(2~3歳頃)
この時期は、スープやフォークも使えるようになり、ほとんどのものを食べれるようになるので【歯食べ期(かちかち期)】といいます。
2歳頃までに上と下の切歯が生えそろって、3歳頃までにすべての乳歯20本が生えそろいます。また、噛む機能も向上します。
~食べさせ方のポイント~

足の裏が床やイスの補助板にぴったりとつくようにイスに
座り姿勢を正して食べることが大切です。
また、口を閉じ奥歯でしっかり噛むことを覚えさせましょう。
食べ物を流し込む癖に繋がるので、食卓にコップは置かずに、お茶は食後に出します。
1歳を過ぎて、スープやフォークに関心を持ったら、上手に使えなくても持たせ手づかみ
食べと両立させましょう。
2歳半頃には片手ですくい、食べられるようになります。
お箸は2歳を過ぎて、興味をもち始めたら少しずつ持たせていきましょう。
いかがでしたでしょうか?
今回は、赤ちゃん(9~11ヶ月頃、12~24ヶ月頃)と2~3歳頃の歯と体の発達や特徴
食べさせ方のポイントについてお話しをしてきました。
発育等によって個性もあり異なる場合もあります。
うまくいかなくったっていいんです!!
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赤ちゃんのペースにあわせて無理なく楽しい食事ができるようすすめて下さいね。
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