~赤ちゃん~partⅠ
- 大手町歯科医院
- 2023年11月28日
- 読了時間: 4分
更新日:2024年2月29日
こんにちは!!
🦷大手町歯科医院🦷です。
11月も後半に入りめっきり寒さが増してきましたが、体調はいかがでしょうか?
体調管理には十分お気を付けくださいね。

今回は、赤ちゃんの歯と体の発達や食べさせ方の
ポイント等をお話しします。
(5~6ヶ月頃・7~8ヶ月頃)
【ゴックン期】5~6ヶ月頃

5~6ヶ月頃は、なめらかにすりつぶした食べ物を
お口を閉じてゴックンと飲み込む
【口唇食べ期(ゴックン期)】と言います。
この時期は歯が生えてくる少し前の段階です。
下の前歯付近の歯ぐきが膨らんでかたくなってきます。
舌の動きは、主に前後運動が中心ですが、上下運動もできるようになってきます。
【体の発達】
・首のすわりがしっかりする
・支えていると座れる
・食べ物に興味を示す
・スプーンなどをお口に入れて、舌で押し出すことが少なくなる
こんな特徴があげられます。
身体とお口の中の発達がととのってきたら、離乳食の開始のタイミングになります。
~食べさせ方のポイント~

姿勢は、上半身を少し後ろに傾けると飲みこみやすく
スプーンの使い方はスプーンで下唇をやさしくトントンつつき
「ごはんですよ」「おかゆですよ」と声をかけながらスプーンを
下唇にのせます。
そして唇ではさむまで待ち、スプーンからごくんと飲み込むのを
確認してから引き抜きます。口唇を閉じて飲みこむとき、上唇の形は変わらずに下唇が内側に入るので確認してみてください。
~離乳食の形態~
最初の段階はなめらかにすりつぶしたポタージュ状で均一な舌触りが大切です。
とろみがないとむせる原因になりますので、とろみがある状態にします。
慣れてきたら多少粒が残る程度にします。
【もぐもぐ期】7~8ヶ月頃

この時期は、やわらかくして小さく刻んだ食べ物を
舌で押しつぶして食べる【舌食べ期(もぐもぐ期)】
と言います。
7~8ヶ月頃になると、下の前歯2本が生え始めます。
前歯が生えることで舌は前後運動と上下運動が上手に
できるようになります。
また、舌の先を使って食べ物を取り込み、舌と上あごを使ってつぶしたら、舌で食べ物を
ひとまとめにし飲みこむことが出来るようになります。
【体の発達】

【手の動き】
7ヶ月頃では、手の全体で物をつかみ徐々に親指、人差し指、中指を使えるようになっていく。
8ヶ月頃では、指を伸ばして物をつかもうとしたり
なんでも口に入れたりする。
【座る】
7ヶ月頃では、徐々に背を伸ばし手を離せるようになる。
8ヶ月頃には上手に座れます。

~食べさせるポイント~
スプーンの使い方が大切です。
下唇の上にスプーンを置いて、上唇が閉じて食べ物を取り込むまで待ちます。
唇が左右同時に伸縮し、上下の唇が閉じて薄くみえたら
食べ物を舌で押しつぶしている印です。
また食事の時は、椅子に座らせ足の裏が床やイスの補助板にぴったりとつく姿勢をとりましょう。
「〇〇ですよ~~」と食べ物の名前を言う等声をかけながら楽しく食事ができるようにしましょう。
液状の食べ物は、スプーンを下唇の上に置いたら上唇に食べ物を触れさせすする動きを引き出します。スプーンはくぼみの浅いものがおすすめです。
~離乳食の形態~
舌でつぶせるような豆腐やプリン状のものが良いです。
飲みこみやすいようにとろみもつけましょう。
味付けは風味付け程度にし、食べ物の素材の味を覚えさせましょう。
発育等によって個性もあり異なる場合もあります。
うまくいかなくったっていいんです!!
焦らずに😊
赤ちゃんのペースにあわせて無理なく楽しい食事ができるようすすめて下さいね。
いかがでしたか?
今回は赤ちゃんの歯と体の発達や食べさせ方のポイントをお話ししました。
続きは後程・・・・お楽しみに!!


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