こんにちは!
前回は、お口の中の機能を保つためには?というお話をしました。
今回は「介護を必要とする方のお口のケア」についてお話しします。
介護が必要になると、セルフケアで行き届かないケアを介護者が
補う場合が増えてきます。
お口の機能維持・向上に努める
歯ブラシが自身で持てるのであれば、たとえ時間がかかっても出来るだけ自分で歯みがきを促すようにしましょう。
維持している機能の低下スピードを抑えながら「まだ自分でできる」という自信につながります。
介護する側は、お口の健康維持が全身につながっていることを意識して手助けをします。
お口の中の細菌や汚れを取り除いて口腔環境を良好にし口腔機能訓練やマッサージを実施してお口の機能維持・向上の介助に努めましょう。
認知症になったらプロの定期ケアは必須!!
認知症になると、自分から痛みを訴えられないケースも出てきます。
お口のトラブルが進まないようにするためにも、プロによる定期的なケアは必要になっています。
認知症になっても継続してケアを受け口腔健康管理を行うことで症状の進行を改善することで症状の進行を改善することができます。
認知症になったら、かかりつけ歯科医を持つことがとても大事になります。
※大手町歯科医院🦷では訪問歯科を行っております。
●介護者が気を付けたいお口のケアの手順●
普段から介護する人のお口の中に注意することが大切です。
いつも見ていることで、小さな変化も見落とすことが
少なくなります。
①お口の中をチェックする
歯の状態(むし歯、グラグラしている歯、欠損など)乾燥、口臭や歯みがきの時の出血、歯垢や歯石の有無、歯肉や舌の状態などをチャックします。
②お口の粘膜、舌の汚れを取る
お口の汚れを取るために、水分や保湿剤を含ませたスポンジブラシなどで、お口の中を事前に湿らせます。その後、舌ブラシやスポンジブラシで頬の内側、上顎、舌などの汚れを優しく拭き取ります。
③歯をみがく
歯みがきは、汚れやすい歯の裏側や、歯と歯具期の境目を中心に、軽くペンを持つような持ち方で行いましょう。歯ブラシが届きにくい奥歯は、先端を使って磨きます。
歯ブラシの毛先が歯のどこに当たっているのか確かめて磨きます。
歯みがき剤は、むせやすい場合はむせないように注意し必要十分な量をしようします。
④保湿ケアをする
最後に、唾液の分泌状態、口腔乾燥状態に応じて、保湿剤を口腔内に薄く塗って乾燥を防ぎます。
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